真夜中の電話

気になるし心配だけど聞けないことってあるよね。
聞いたところで受け止められない現実については
できるだけ目を閉じていたほうが楽だし。

昨晩は研究会の忘年会があり、
12時ごろに帰宅したんだけれど、
いろんな人の話を聞いてるうちにすっかり人疲れしてしまい
早めに寝ていたんだ。

酔って寝てしまう日ってたいてい夜中に目が覚める。
中途半端な時間に起きちまったと、
ふたたび布団に戻ろうとしたところで友人から電話。
もう4時とかそんな時間だ。

どうも昨晩会った先輩たちが何人かで飲んでいて警察の
お世話になったらしい。おれも思い出したくない記憶があるので
できればこの問題にはかかわりたくないのだが、
大方だれがどんな目に遭ったのかは想像がつく。
心配だけど、知らんほうがいいことじゃないか。
たぶん何とかなっていると祈りながら忘れることにするよ。