週末らしく

楽しく過ごしたので、朝からフレッシュな気分で仕事を始めることができました。昨日のライブの余韻に浸るため、ゆらゆら帝国を聴きながら、非常勤の授業ノートを作り始めました。
明日は一気に1時限目から4時限目まで授業です。気を抜いたらぶっ倒れるでしょう。準備も周到に進めなければなりません。気を引き締めて臨んだため、夕方にはだいたい講義ノートができました。大学講師のみなさんがどのように授業の準備をするのかはよく知りませんが、わたしの場合、しゃべるべきことをすべて原稿の形で作り上げます。学会発表と同じですね。アウトラインだけメモして適当にしゃべれればいいのですが、原稿の文字数として量が把握できないと不安になってしまいます。わたしの目安はひとコマだいたい4,5千字くらいです。明日は、1,2限が講義、3、4限が演習なので、やや少なめで合計13,000字くらいの原稿が用意できました。
ところが、夕方のおやつを食べながら、デイリーポータルを見てて、作文の課題を添削してなかったことを思い出しました。課題を出したのは一ヶ月前、今回はゆっくり採点ができるな、と思っていたのに、なんて馬鹿な!作文はわたしの講義において大変重要なポイントを占めています。作文をじっくり読むことで、50人の学生の人柄が理解できるし、こちらの意見も伝えられます。いってみれば、作文とは心のふれあいなのですよ。
覚悟を決めて6時ごろから採点をスタートしました。みんなおもしろい文章を書いています。予想外のオチがついてたりすると飛び上がりたくなるほどうれしくなります。そして赤ペンで5,6行のコメントをつけます。しかし作文は50枚もあります。一人の文を読むのに10分もかけてたら、とんでもない時間がかかります。ペースをあげますが、採点がばらばらになったり、コメントが投げやりになってはいけません。腕がちぎれるような勢いで、一人一人に心のこもったコメントを書きました。終わったころにはもう8時を過ぎていました。
結局今日も、学会発表の準備はほとんどできませんでした。明日は朝6時おきです。はあ。どうしたものでしょう。
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