研究会

にでてきました。先月も書いた歴史の研究会です。今回の発表は、アイルランド史でした。アイルランド、人気ですが、どうもあんまり感情移入できません。虐げられた植民地ってことで、東北地方のこととか考えながら話を聞いていました。どうしてみんな被害者の側からものを考えたがるのでしょうね。ああ、でもわたしのフィールドであるドイツ研究なら、逆に加害者側の悪辣ぶりをあれこれ掘り起こしたがる人も山ほどいるわけですけどね。まあ、なんていうか、被害者・加害者の図式から抜け出せない研究ってのは、気持ちがすさんでくるからわたしはやりたくないです。