ようやく金曜日

ドイツ語集中講座もひと段落です。こうやって、人に教えていると、いかに自分がこれまでいい加減に語学をやってたかということを痛感します。現在やっていることは、ほんとに初歩の初歩なので、別にわからないことがあるわけではないのですが、わたしがこの10年間かけてだらだら勉強してきたドイツ語なんて、現地に行けば一年で学べることなんじゃないかという気がします。なんとしても留学しなければなりません。たしかにできる友人たちは、日本にいて独学でどんどん上達していきます。しかしわたしの専門は文化史なんだし、現地でたくさんの資料に触れなければなりません。このまま日本にいても人並みの凡庸な研究しかできないでしょう。これから夏休みにかけて、もう一度自分の語学力をしっかり見つめなおし、秋には留学のための試験を受けるつもりです。
夕方図書館で、現在のドイツ人の生活を知るための本をいくつか読みました。ドイツ語の授業のときに、できる限りドイツの現状を知ってもらうことが有効だと思ったからです。なかでも次の二冊は、わたし自身あまりよく知らなかったことだったので、勉強になりました。

大真面目に休む国ドイツ (平凡社新書)

大真面目に休む国ドイツ (平凡社新書)

環境先進国ドイツの今―緑とトラムの街カールスルーエから

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