今日の授業は

看護と倫理についてのイントロダクションをやりました。倫理学っていっても、まず倫理とは何ぞやということを定義しなきゃいけないんでめんどくさいです。少なくとも教科書を読む限り、ここで問題になっている倫理というのは、看護という職業におけるローカルルールみたいなものなんだろうと考え、教師が学生に手を出しちゃいけないって言うのと同じようなものだと説明しておきました。わたしはいいかげんな人間なので、女性ばっかりの学校で教えることが決まってから、ずっと学生に言い寄られて、道ならぬ関係に陥ってしまう自分のことばかり考えていましたが、実際のところそんなことはそう簡単に起こるものじゃないですね。少なくとも、やっぱりローカルルールとはいえ、仕事を失うのは困るので、こっちから積極的に手を出すことはできません。ていうかしません。
それはともかく、第一回目の授業ってのは、学生もこちらの手の内を探ろうとしている雰囲気がぷんぷん漂っていて、なにやら緊張感に満ちていて苦しかったです。たったのひとコマなのに、普段の倍くらい疲れて、帰りのおけいはんでは爆睡してました。