今日の授業は

看護と倫理についてのイントロダクションをやりました。倫理学っていっても、まず倫理とは何ぞやということを定義しなきゃいけないんでめんどくさいです。少なくとも教科書を読む限り、ここで問題になっている倫理というのは、看護という職業におけるローカルルールみたいなものなんだろうと考え、教師が学生に手を出しちゃいけないって言うのと同じようなものだと説明しておきました。わたしはいいかげんな人間なので、女性ばっかりの学校で教えることが決まってから、ずっと学生に言い寄られて、道ならぬ関係に陥ってしまう自分のことばかり考えていましたが、実際のところそんなことはそう簡単に起こるものじゃないですね。少なくとも、やっぱりローカルルールとはいえ、仕事を失うのは困るので、こっちから積極的に手を出すことはできません。ていうかしません。
それはともかく、第一回目の授業ってのは、学生もこちらの手の内を探ろうとしている雰囲気がぷんぷん漂っていて、なにやら緊張感に満ちていて苦しかったです。たったのひとコマなのに、普段の倍くらい疲れて、帰りのおけいはんでは爆睡してました。

明日から

kummer2005-06-20

看護学校であらたな授業が始まります。今度は倫理学だってさ。またもやわたしの専門とはだいぶかけ離れた分野です。まあ、教科書を読む限りはべつにプラトンアリストテレスも出てこないので、ぜんぜん問題ありません。医療行為の中に含まれるさまざまな問題の深いところをちょこっと掬いだしてみんなで考えて見ましょう、って感じの授業です。人文系の学問をやってればだれでも教えられそうな雰囲気です。
今日はクリーニングに出したスーツを取ってこなければならないので、早めに帰宅し、焼きうどんとサラダの夕食を食べました。焼きうどんは、99ショップのうどんをひと玉つかっただけなのに、どうしてこんなにおなか一杯なのでしょう。おそらくサラダが原因です。明らかに多すぎます。とんかつ二人前くらいのキャベツの量でした。やきうどんもよく見たら野菜ばかり入っています。いつも思いますが、自分でつくるとついつい食べ過ぎてしまいます。お店で作ってたときよりも、具の野菜を入れすぎてしまうからでしょう。
上の写真が件の野菜だらけの焼きうどんです。新しいパスタ皿のおかげで、焼きうどんでさえもカフェメニューのように見えてしまいます。そうか、皿だったのか。いままで撮った料理の写真がどうしてもおいしそうに見えなくて気に病んでいたのですが、ようやくなぞが解けました。サラダも妙な牛丼用のどんぶりに入っていますが、これも器を変えればぐっとおいしそうに見えるでしょうし、実際食べてもおいしさが違うはずです。明日どこかで探してきましょう。

ポテトサラダ

夕方ホームセンターに出かけ、調理器具を物色。いろいろほしいものがあって悩みましたが、結局きれいなパスタ用の皿とボウルを買ってきました。ガスコンロコーナーに、超強力なカセットコンロがありました。ガスボンベを二本装填し、都市ガスなみの火力があるようです。8000円もするし、ちょっと大きすぎてうちの台所に置けないかもしれないので買いませんでしたが、興味があります。
今日は、トマトのスパゲティと、ポテトサラダを作りました。トマトスパは、やはりあまりいい色が出ませんでした。何がいけないんだろう。具材をもうちょっとよく考えて、色彩に偏りができないよう工夫したいところです。また、喫茶バイト時代にいつもつくっていたポテトサラダも作ってみました。ボイルしたジャガイモをつぶして熱を冷まし、みじん切りしたたまねぎをあわせて、マヨネーズで練りこむだけ、といたってシンプルですが、味のバランスを整えれば、とてもおいしいサラダになります。大量に作ったので、明日もまた食べます。
来週一週間は、仕事がすくなくて落ち着いた生活ができそうです。そろそろ次の研究に本格的に着手します。

テスト

kummer2005-06-19

先月、情報科学のテストをつくり、学生たちができなくてがっかりしましたが、こんどは心理学のテストです。今度こそは全員に合格点を取ってもらいたいところです。午後から教科書をぱらぱらめくりつつ、テスト問題をつくっていました。今度のテストについては、学生たちの要望で、すでに出題範囲をかなり限定しているので、こっちも逆に、問題を絞り込むのが楽でした。用語についての知識を問う問題を中心に、選択問題を14問、記述を1問作りました。たぶんひととおり復習をしていれば、楽にこなせるはずです。問題作成で一番めんどくさかったのが、教科書に載っている、図の再現でした。スキャナで取り込んだりすればよかったのかもしれませんが、結局ペイントをつかって、フリーハンドで書き写しました。直線を引くといっても、傾きのないまっすぐな直線にするには、自分の手が頼りです。だいたいうまくいきましたが、よく見るとゆがんでるところもあって、ちょっとがっかりです。

腕が痛いです。

昨日は夕方キタバチ(北白川バッティングセンター)にいって、100球くらい打ち込んできました。初めは、とにかくバットが回らなくて空振りばかりでしたが、だんだん目が慣れてくると、けっこうボールが飛ぶようになりました。実際テニスをやってたころを思い出せば、もっと早いボールなんていくらでも打ってたわけだし、100キロ程度のストレートなら、なんとかなるんだと感じました。これから毎週通って、一ヵ月後には155キロの球も打てるようになりたいものです。

ようやく金曜日

ドイツ語集中講座もひと段落です。こうやって、人に教えていると、いかに自分がこれまでいい加減に語学をやってたかということを痛感します。現在やっていることは、ほんとに初歩の初歩なので、別にわからないことがあるわけではないのですが、わたしがこの10年間かけてだらだら勉強してきたドイツ語なんて、現地に行けば一年で学べることなんじゃないかという気がします。なんとしても留学しなければなりません。たしかにできる友人たちは、日本にいて独学でどんどん上達していきます。しかしわたしの専門は文化史なんだし、現地でたくさんの資料に触れなければなりません。このまま日本にいても人並みの凡庸な研究しかできないでしょう。これから夏休みにかけて、もう一度自分の語学力をしっかり見つめなおし、秋には留学のための試験を受けるつもりです。
夕方図書館で、現在のドイツ人の生活を知るための本をいくつか読みました。ドイツ語の授業のときに、できる限りドイツの現状を知ってもらうことが有効だと思ったからです。なかでも次の二冊は、わたし自身あまりよく知らなかったことだったので、勉強になりました。

大真面目に休む国ドイツ (平凡社新書)

大真面目に休む国ドイツ (平凡社新書)

環境先進国ドイツの今―緑とトラムの街カールスルーエから

環境先進国ドイツの今―緑とトラムの街カールスルーエから

バイクの

ブレーキが盗まれました。これで二度目です。ああ、いったいどういうことでしょう。前回盗難にあったあと、ヤフオクでたまたま安く同じモデルのブレーキを入手してつけてもらったのですが、一年もたたないうちにやられました。ヤフオクでかったものは、事故車から取ったらしく、片側に大きな傷がついていて、これなら売り物にならないから盗まれまいと、わたしも高をくくっていたのです。しかし、こんなことになろうとは。盗難防止に、いくつも鍵をつけたり、カバーを掛けたりといった工夫をするのは当然です。ですが、それでも前輪のブレーキを守ることは不可能です。前輪が動かないようロックしても、ブレーキキャリパーは、ボルト二本だけで簡単に取ることができるのです。ガレージでもない限り、盗難から完全にバイクを守るすべはありません。
これを期に、今乗ってる中型バイクを手放そうかと思い始めました。実際いまは、めったに遠出できないほど忙しいし、普段の行動範囲もずいぶん狭くなりました。もう原付でも充分かもしれません。
これでしばらく自転車で坂道を上り下りする生活に戻りそうです。ちょうど暑い時期だけに憂鬱です。